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星出 豊 プロフィール


 東京声専音楽学校(現:昭和音楽大学)オペラ研究科終了。
 1969年渡独、ニュールンベルグ歌劇場の副指揮者を努めながら研鑚を積み、 1970年、ベートーヴェン生誕200年祭での演奏が好評を得たのをはじめ、C.ウェーバー作曲「魔弾の射手」でヨーロッパデビュー。その後、東西ドイツ、スイスで演奏活動を行う。以来、ヨーロッパでの演奏の他、日本では、新星日本交響楽団の初代正指揮者、財団理事を6年間務めた。藤原歌劇団、日本オペラ協会を中心に活動を続け、地方のオペラ活動にも大きな指導力を発揮し、その功績には素晴らしいものがある。
 ;オペラでは、藤原歌劇団により、「イル・カンピエッロ」 「マハゴニー市の興亡」 「妖精ヴィッリ」「秘密の結婚」の日本初演、また、他団体でも、ロッシーニ作曲「オテッロ」ホフマン作曲「ウイディーネ」、演奏会形式でチャイコフスキー作曲「オルレアンの少女」 ヴェルディ作曲「ナブッコ」 他の日本初演を指揮している。日本の創作オペラでは日本オペラ協会で 「祝い歌が流れる夜に」「天守物語」「よさこい節」「ペトロ岐部」「額田女王」等の新作初演を含む多くの作品をてがけ、他団体でも「脳死を越えて」「岩長姫」「竜神の玉」 の初演を指揮している。1984年には、大阪NHK制作による「オイディプス王の遍歴」で芸術祭放送賞を得ている。日本初演は外国作品12曲、日本作品52曲を既に紹介している。
 1988年には、ワルシャワの秋に参加。日本オペラ協会「袈裟と盛遠」をヴィエルキ歌劇場のオーケストラを使って指揮、イタリアパルマ市のテアトロ・レッジョでも「ペトロ岐部」を指揮し、積極的に日本のオペラを海外に紹介している。
 ;最近では2003年12月30日イタリアナポリ市サン・カルロ劇場にてベートーヴェン作曲交響曲第九番の指揮をし、ナポリ市民の感動的なスタンディングオベーションを受ける。
 2007年6月イタリア・ヴィチェンツァ市オリピコ歌劇場オーケストラの定期を振っている。
 1997年10月日本初めてのオペラハウス、新国立歌劇場の設立委員を務め、オープニング「Takeru」を指揮。その後、新国立劇場では「天守物語」「沈黙」「バタフライ」「リンガンノ・フェリーチェ」「魔笛」を指揮。 新国立劇場研修所の設立に協力し、初代統括主任講師を務めた。
 1984年度文化庁在外研究員として渡独。
 1991年ジローオペラ賞を指揮者として初の受賞。
 2002年よりイタリアで行われているデル・モナコ国際コンクールの審査員を務めている。
 マンフレッド・グルリッド、ハンス・レーブライン、ハンス・ギールスター諸氏に師事。
 現在 藤原歌劇団、日本オペラ協会指揮者、昭和音楽大学客員教授。
 NPO法人東京国際楽友協会理事長。
 三重オペラ協会芸術監督、長崎県オペラ協会芸術監督。












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